成婚率はたった〇%?信頼できる結婚相談所の選び方

結婚相談所の利用をしている方なら一度は耳にしたことがあると思われる、「成婚率」という言葉。

各相談所が打ち出している、いわゆる「結婚できる確率」と考えられているものです。

結婚相談所のサービスページに成婚率を公表している事業者は多く、結婚相談所選びの際、成婚率を入会時の判断基準としている方も多いのではないでしょうか?

成婚率の実態は、その定義も計算方法も各結婚相談所で異なります。この記事では、成婚という言葉の意味や「成婚率」と「結婚率」の違い、計算方法、実際の成婚率の平均などを解説します。

その他にも結婚相談所を選ぶ際に重要なポイントまで解説しますので、結婚相談所に興味のある方や何を基準に選べばいいか分からないという方は正しく選べるように参考にしてください。

成婚率の計算方法はバラバラ?その実態とは?

婚活実態調査2018(リクルートブライダル総研調べ)によると、結婚相談所を通じて結婚できる確率を指す「結婚率」は20.7%とのこと。

この調査結果によると、婚活サービスを使用せず「合コン」や「趣味や習い事などの場で相手を探す」など恋人探しの常套手段をきっかけに結婚した人の割合はそれぞれ9.6%、7.3%。

いずれも10%に満たないことを考えると、結婚相談所における婚活の成功率は高いと言えるでしょう。

年代によっても成婚率は異なり、「結婚情報サービス業調査に関する報告書」の調査によると、男性の場合は30代、女性の場合は40代が結婚相談所などの婚活サービスを利用して最も結婚・婚約に繋がったことが判明しました。

一方、男女ともに20代が最も交際に繋がりやすいことも明らかになっています。

ここで一つ気になるのは「結婚率」と「成婚率」という2つの数値の違いです。

実は、勘違いされている方が多いのですが、成婚率と結婚率という二つの数値があることからもわかるように、「成婚率=結婚できる確率」という訳ではありません。

成婚率という言葉は結婚率や成功率を連想させ、「成婚率=結婚できる確率」と勘違いしてしまう方も少なくないでしょう。

結婚相談所によっては50%以上の成婚率をうたっているところもありますが、統計の結果では結婚相談所を介して結婚できた人の割合は20%。

この倍以上の差はなぜ生まれてしまうのでしょうか。

成婚の定義は結婚相談所によって違う?

実は結婚相談所において「成婚」として見なされるのは、「婚約した」ときだけではありません。

例えば、双方に結婚前提の意志があれば真剣交際を開始した段階で成婚と見なす相談所や、プロポーズでOKが出た時点で成婚とする場合が多く見られます。

婚前交渉に関してもプロポーズや結婚の口約束などがなくとも婚約に近い状態として捉えられることがあり、「同棲」や「宿泊を伴う旅行」なども「成婚」の定義に含んでいる結婚相談所もあります。

▼成婚と判断されるタイミングの一例

  • 同棲を始めた
  • お泊り旅行に行った
  • 結婚を前提にお付き合いを開始した
  • 真剣に付き合いだしてから一定の期間が経過した
  • 正式に婚約した

実際に、各結婚相談所によって以下のように成婚の定義が異なります。

ペアーズエンゲージ:結婚を前提としたお付き合いをすること

ツヴァイ:結婚もしくは結婚の意思を固めて婚活を終了すること

パートナーエージェント:結婚の意思を固めて婚活を終了すること

ゼクシィ縁結びエージェント:結婚の意思を固めて婚活を終了すること

IBJメンバーズ:婚約

多くの結婚相談所では、結婚の意思を固めて婚活を終了することを成婚としています。

つまり、婚約や結婚をしていなくても成婚とみなされる場合が多いということです。

結婚相談所によって計算方法もまちまち

結婚相談所によって成婚の定義が異なり、さらには成婚率の計算方法も様々。

たとえば、成婚で退会した会員数を在籍会員数で割って成婚率を計算する場合もあれば、すべての退会者数を成婚後に退会した会員数で割って成婚率を計算する場合もあります。

▼成婚率の計算方法一例

  • (成婚退会した人数)÷(全会員数)
  • (成婚退会した人数)÷(退会した人数)
  • (1年以内で成婚退会した人数)÷(成婚退会した人数)

このように、提示してある成婚率の算出方法もそれぞれ異なるため、結婚相談所によって数値に大きな開きが出てくるのです。

加えて成婚と判断する基準の違いは、さらに結婚相談所の成婚率に影響を与えます。

つまり成婚率20%のA社と成婚率50%のB社があるとして、その実態は同じくらいのこともありますし、場合によってはA社の方が良いという逆転までありえます。

実際の成婚率は10%以下!結婚相談所から結婚できる確率は?

では、結婚相談所を利用した場合、どれくらいの人が結婚や交際に繋がるのでしょうか?

経産省のデータから見る、結婚相談所の成婚率が低い理由とは?

経済産業省が結婚関連産業の事業者に対して調査を行ったところ、成婚率は男性の場合は8.4%、女性の場合は10.1%だと判明しました。

ただし、こちらの数値に関しては、成婚の可否の把握ができない場合は事業者の推測を元に算出しています。

また、経済産業省が調査を行った事業者の1年間の成婚の割合であり、全国全ての事業者の数値を含んでいるというわけではありません。

成婚率だけで結婚相談所を決めるのは危険

ここまでで十分理解していただいたように、成婚の定義だけでなく、計算方法も異なる成婚率。

基準が異なるにも関わらず、各結婚相談所が発表する成婚率がそのままランキング化していることも少なくないため、掲載されている順位を鵜呑みにして入会を判断してしまわないよう注意が必要です。

たとえ成婚率が高くても、会員数が少なければその分出会いのチャンスも少なくなりますし、そもそも紹介人数が少なかったり、サポートが手薄だったりすると充実した婚活は難しいでしょう。

大手結婚相談所の成婚率を比較

では、成婚率をまったく無視していいかというとそうでもありません。

その結婚相談所がどのような基準で成婚率を掲げているかによって成婚に対するこだわりが垣間見え、また怪しい運営を行っている結婚相談所を見分ける判断材料になるのは事実です。

ここでは、大手結婚相談所の成婚率を紹介するので、参考にしてみてください。

パートナーエージェント:成婚率27.0%。

パートナーエージェントの成婚率は2019年4月から2020年3月の1年間の間に成婚退会に至った人数を年間平均の在籍会員数で割って算出されており、業界トップクラスの数値を誇っています。

また、成婚退会した人の中でも、活動をスタートしてから1年以内に成婚に至った割合は65.6%と、成婚までの早さも特徴の1つです。

エン婚活エージェント:成婚率22.3%

転職活動支援サービスの「エン転職」でも知られる、エン・ジャパンが運営するエン婚活エージェントでは、成婚率を「年間成婚退会会員数」÷「年間平均在籍会員数」×100で算出しています。

また、成婚退会者のうち97.2%の方が入会から1年以内で成婚退会に至っています。

ゼクシィ縁結びエージェント:成婚率26.2%

結婚準備の情報誌でおなじみのゼクシィも結婚相談サービスを行っています。

ゼクシィ縁結びエージェントでは、「退会した人の中で、成婚を理由に退会した人」を成婚率として算出しています。

言い換えると、退会者の約80%は成婚が理由でないことになります。

結婚までの道のりが遠く感じられるかもしれませんが、あくまで出会いに特化した安価なサービスなので、他社より気軽に退会できるのも要因のひとつかもしれません。

LINO:成婚率48%

成婚の定義などは公開されていませんが、独自の婚活ノウハウを活かした場合の数値であるとされ、ノウハウを活用しなかった場合の成婚率は約16%と報告されています。

LINOの成婚率は大手と比較しても高い結果に

大手結婚相談所の中でも、群を抜いた数値を報告しているLINO。

一見よくある数値のばらつきかと思われますが、実はサービスの内容に秘密があります。

1.選べる二つの「出会い方」

LINOは、自分で婚活を進めていくプランと、婚活サポートを受けるプランの2つが用意されており、自分の婚活ペースや悩み、結婚希望時期などに合わせた婚活を行うことができます。

「自分で婚活」プランはこんな方におすすめ

・アプリやパーティーで婚活をしたい

・婚活向けの自分磨きをしたい

・困ったときに相談する人が欲しい

・ゆっくり結婚を考えたい

https://lino-konkatsu/update

「婚活サポートを受ける」プランはこんな方におすすめ

・婚活が初めてで不安

・1年以内に結婚したい

・自分に合う人がわからない

・お相手を紹介してほしい

・プロにサポートしてほしい

https://lino-konkatsu.jp/produce

2つのプランを比べると、婚活初心者や結婚を急いでいる方はプロのサポートを受けるのがベストであることは明確ですね。

2.先天性と後天性の性格から分析する独自の婚活ノウハウ

LINOの有する独自のノウハウは婚活希望者の性格を、生まれ持った気質である先天性とこれまでの人生で形づくられた後天性の2つに分けて分析することで、内面を重視したサポートが充実しています。

これらの分析をバランスよく婚活サポートに盛り込むことで、LINOは業界でも平均よりはるかに高い成婚率を実現しているのです。

まとめ

多くの結婚相談所では成婚率を公表しており、入会の判断材料の1つになります。

ただし、成婚率の定義や計算の方法は、結婚相談所ごとにさまざまです。

成婚率が高いからといって、結婚がしやすいという訳ではありません。

成婚率はあくまでも目安とし、より多くの会員と出会えるように、会員数やサービス内容、料金、サポート体制などトータルで結婚相談所への入会を判断することが大切です。

何から手を付けていいか分からないときは、まずはLINOの無料婚活カウンセリングから始めてみてください。あなたの価値観にあった婚活方法でしっかりとサポートさせていただきます!

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【結婚相談所仲人歴10年、年間相談件数500件】男女、年代問わずオールマイティに対応。 婚活で落ち込みがちな気持ちをポジティブに切り替え、良いご縁を引き寄せる法則が好評。 自分に自信が持てる印象力アップ法やまた会いたいと思われるコミュニケーション術のアドバイスで、たくさんの方をご成婚へと導いています。