「気がつけば周りの友人は結婚をしていて、自分だけが取り残されている…」
「え？どうしてあの子が結婚できて、私はできないの？」
などと感じた苦い経験をお持ちではないでしょうか？もしかすると、あなたが婚活で上手くいかない理由の一つに、男性に求める条件が高すぎるという可能性があるかもしれません。
さて、婚活における『高望み』という言葉を聞いたことがあるかもしれません。実は、婚活で苦戦する女性の9割が男性に対して高い理想を描いていると言われています。特に、若い頃モテた経験のある人や、元彼がハイスペックだった人、一方で、全く恋愛経験がない人も陥りやすい傾向です。
では、実際にどのような条件が高望みしていると考えられるのでしょうか。今回は、婚活初心者が陥りやすい高望み婚活女子の特徴と、条件の具体例、どのようにしたら結婚に繋がるのかについて解説していきましょう。
なぜ婚活女子は高望みしてしまうのか？
「結婚したいけど、理想の男性に出会えない…」と嘆いている女性、いらっしゃいますよね。自分ではそんなつもりがなくても、実は結婚相手に求めている理想が高い可能性があります。では、なぜ条件や理想を高くしてしまうのでしょうか。
「もっと良い人がいる」と思いがち
一番の原因として挙げられるのが、「もっと良い人が現れる」と思ってしまうことです。
お見合いの回数が増えるほど「この人よりも、前に会った人のようが良かったな」「でも、あの人の〇〇な部分が気に入らなかった」「次に出会う人が、私の運命の人かも…！」なんて考えていませんか？
また、結婚相談所などの有料サービスを利用している場合、お金を払って婚活をしているのだから、理想にぴったり合う男性と結婚できる！と勘違いしている方もいるかもしれません。このような理想ばかりを追い求め、他力本願な婚活をしていては、なかなか上手くいかないのが現実です。
一般的な男性の特徴を知らないパターン
あなたは男性のリアルを知っていますか？女性が思い描くほど完璧な男性は少ないかもしれません。リアルを知らない女性に多い傾向は以下の3つです。
- 若い頃、あまり男性と関わっていなかった
- 職場に同年代の男性がいない
- 大手企業在中で、イケてる同僚が多い
など、理由はさまざまですが、あなたの基準と平均的な一般男性のリアルがズレている可能性も考えられます。例えば、一般的な男性の平均年収は500万円ほどだったり、容姿イケメンで紳士的な男性が普通だと思っていたり。このような認識のズレから高望みをしてしまうケースもあります。
自分の市場価値を把握していない
激しい婚活市場を勝ち抜く中で、自分の価値を理解するということは必要不可欠。例えば、婚活パーティーに参加する際、対象年齢を確認していますか？自分より若い女性が多い場面では不利です。どのような環境がご自身にとって有利か見極めましょう。
また、自分自身を高く評価し過ぎているパターンもあります。婚活サービスでは、客観的に見てあなたとお付き合いして釣り合う男性をご紹介しています。もしそこで「条件に合わなすぎる！」と感じた方は、一度、ご自身の市場価値を考え直してみると良いかもしれません。
それでは、一体どのような条件を提示すると高望みだと言われるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
「専業主婦になりたい！」年収の理想が高すぎる
専業主婦を目指したい女性は、それなりに年収のある男性と結婚する必要があります。しかし、女性が望むような高年収かつ結婚適齢期の男性はあまり多くありません。その理由を紐解きながら結婚相手の条件について見直してみましょう。
女性が考える男性の理想年収は600万円
働く女性は500万～600万円を求める方が多いと言われています。実際のデータを見てみましょう。人材サービスを行っているキャリアデザインセンターの調べによると、働く女性が結婚相手に求める最低年収は以下のような割合になっています。
- 300万円未満：1.1％
- 300万～400万円未満：17.8％
- 400万～500万円未満：21.3％
- 500万〜600万円未満：29.7％
- 600万～700万円未満：15.1％
- 700万～800万円未満：3.8％
- 800万～1000万円未満：6.7％
- 1000万円以上：4.6％
このように、働く女性は500万～600万円を求める方が最も多く、次いで、400万～500万円ということが分かりました。
実際の男性の平均年収は540万円未満
女性の理想年収は約600万円でしたが、実際の男性平均年収は540万円というデータが出ています。
国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」によると、2019年男性の平均年収は540万円でした。理想年収の許容範囲に含まれているかと思いきや、平均年齢を見ると46.7歳。そう考えると結婚適齢期の男性は、女性が求めている平均年収額を圧倒的に下回っていることが予想できます。
専業主婦になりたい女性は多い？
さらに、「結婚したら仕事を辞めてほしい」と言われたらどうする？という質問に対して、43.8%の女性は仕事を辞めると回答しています。キャリアデザインセンターの調べによると、詳細区分は以下のようになっています。
- 相手の年収に関係なく、仕事は辞めない：42.9%
- 相手の年収が高ければ、仕事を辞める：39.5％
- 相手の年収に関係なく、仕事を辞める：4.3％
- わからない、結婚に興味がない：11.6％
- その他：1.7％
わからない等の回答を除いて、結婚を機に仕事を辞めたい女性と、働き続けたい女性の割合がほぼ同数という結果に。一方で、「相手の年収に関係なく、仕事を辞める」と回答した割合は4.3％。このように、専業主婦を強く希望している女性が少数派であるという見方もできますね。
日本は共働き家庭が増えている
厚生労働省の共働き等世帯数の年次推移によると、2019年では「男性雇用者と無職の妻からなる世帯」は、582万世帯。一方「雇用者の共働き世帯」は、1,245万世帯となっていました。詳しい推移をご覧になりたい方はこちら
共働き派が少数で専業主婦が一般的だった親世代と逆転し、現在は全世帯の68％が共働きで、32％が専業主婦をしています。逆転した理由として、女性の社会進出や不況といった時代背景が考えられるでしょう。
このように働く女性が多い現代でも、「結婚相手となる男性に求める年収」と「男性の実際の年収」に差があることがわかりました。したがって、年収600万以上を男性に求める女性は、高望みしていると言えます。
「イケメンじゃないとダメ！」容姿の理想が高すぎる
イケメンが好きな女性は少なくありませんが、外見ばかり気にしていては婚活は上手くいきません。婚活におけるイケメンの条件について詳しく見ていきましょう。
イケメンな容姿とはどんな感じ？
高望み婚活女子の特徴として、「イケメンが良い！」という条件が含まれていることが多いです。
この場合のイケメンというのは、顔立ちが整っており、肌が綺麗で清潔感のある髪型をしていて…といった平均よりも整った容姿を思い浮かべることでしょう。さらに、身長やスタイル、肉付きなど、男性らしい体格をしているかという点にも、こだわりをお持ちの方がいらっしゃるかと思います。
しかし、残念ながら条件に当てはまる男性と出会える確率はそう高くありません。
モテないイケメンもいる！容姿に誤魔化されないで
もし、婚活パーティーや街中でイケメンと出会ったとしてもすぐに飛びつくのは要注意！容姿がイケメンでも、内面に問題ありの可能性がありますよ。以下の項目に当てはまっていないか確認して、お付き合いを進展させましょう。
- 女性関係がだらしない
- 自己評価が低く、ネガティブ思考
- お金遣いが荒い、または極端にケチ
- オレ様タイプで気が利かない
- マザコンや、ナルシスト気質
恋愛経験の少ない人は容姿に囚われがちなので、これらの項目を一つの判断基準にしてみてると上手くいきます。「どうしても容姿は譲れない！」と容姿だけで結婚してしまうと、後々トラブルに発展し得る可能性が、、容姿に誤魔化されないよう注意しましょう！
重要なのは内面がイケメンであること
結婚相手として重要なのは、容姿よりも内面です。内面がイケメンであれば、結婚後もあなたも、家族も大切にしてくれるでしょう。それでは、内面がイケメンか見極めるポイントを3つご紹介します。是非、デートの際に確認してみて下さい。
- 行動や考え方を褒めてくれたり、応援してくれたりする
- 第三者にも誠実な態度で接することができている
- 感情の起伏が少なく、気遣いをしてくれる
内面の良さは日常の細部に表れます。容姿のように見えるものではないため、優しくて性格の良い男性を見逃しているかもしれません。第一印象でピンと来なくても、男性の行動を見ているうちに惹かれていくケースは案外多いものです。
高望みは悪いこと？それでも婚活を成功させるには？
これまで、高望みをしてしまう理由や具体例について解説してきました。男性の条件にこだわるのは、決して悪いことではありません。しかし、高い条件で絞りすぎるとお相手が見つからず、一番手に入れたい『結婚』が遠のいてしまいます。
まずは、本当に譲れない条件が何かを明確にしましょう。男性とお会いした際には、粗探しをするのではなく、良い面に目を向けて関わることを意識してみて下さい。すると、これまではお断りしていたような男性でも、ご自身の見方を少し変えるだけで魅力的に感じられることでしょう。
また、似たような例として、少し条件とズレている男性からのアプローチも一度受け入れてみると良いかもしれません。可能性を広げて、新たな出会いと発見から、結婚に近づくことができるはずです。
まとめ
今回は、高望み婚活についてお話しいたしました。
「年収600万円以上のイケメンが良い！」という条件で探していても、当てはまる人が少ないのが現実。容姿やスペックに囚われず婚活を成功させるためには、男性の内面に着目することがポイントです。
「自分は高望みしているんだろうか？」
「一体、自分に合うのはどんな人だろう？」
そう思ったあなたは、まずLINOの無料婚活診断から始めてみてください。あなたに合う異性のタイプから、あなたの婚活が上手くいく成功パターンまでわかるので、迷いなく婚活を進めることができます。
