近年は、結婚しなくても一人で生きていけるような時代。結婚に対する価値観もどんどん多様化しています。
そんな中でも結婚に憧れ、家庭を持ちたいと思う男性もたくさんいるでしょう。
しかし、出会いはあるのになかなか進展しなかったり、そもそも結婚相手ってどうやって見つけるの?と闇雲に婚活して悩んでいる男性も少なくありません。
そして、なかなか結婚できないと嘆いている中には、性格に難がある、またはそもそも恋愛市場にあまり出ていない「こじらせ男」が潜んでいます。そこで今回は、そんな「こじらせ男」に共通する特徴を5つご紹介。
本記事では、こじらせ男の特徴をご紹介した上で、こじらせ男から抜け出す方法も伝授。まずはあなた自身が当てはまっていないかチェックしてみてください。
下記5つの共通点についてそれぞれ見ていきましょう。
「こじらせ男」の共通点
- 女性を下に見る『ハラスメント男』
- 財布の紐がゆるゆるの『散財男』
- もはや病気!?『浮気男』
- 優先順位がおかしい『オタク男』
- 自分が一番正しい?『サイコパス男』
①女性を下に見る『ハラスメント男』
〇〇ハラという言葉をよく耳にするようになりました。ハラスメントとは「嫌がらせ」や「人権侵害」などを意味する言葉。とくに、ハラスメント男は女性を下に見ていることが特徴として挙げられます。
「稼いでいる俺の方が立場が上」「女性はこうだからこんなこともできない」などと、女性であるだけで自分よりも劣っていると考えているのです。
そんなこじらせ男は、男女平等が謳われ多様化が進んでいる今もなお存在しています。
このような考えは、無自覚でいるからこそ、危険を孕んでいるもの。女性を見下していることにも気がついていないので、結婚したらその態度はますますヒートアップするかもしれません。
また、暴力をふるっていなくても、言葉や態度でも十分にハラスメントに当たります。
このような男性は、実は自分に自信がなく、他人を見下していないと自尊心が保てないような人が多いでしょう。
【ハラスメント男に対する女性の声】
「男らしくリードしてくれるタイプも多いので、最初のうちはちょっとした違和感だけが残るだけでした。だんだんとエスカレートしていくと、なんでこんなこと言われなきゃいけないんだろうと、彼に疑問を持ち始めてようやく気づくこともありました。女はこうであるべき、なんでこんなことも出来ないんだと散々言われ傷つくことばかり言われて辛かったです。」
②財布の紐がゆるゆるの『散財男』
付き合う前ももちろん、付き合ってからも、女性は男性の“お金の使い方”を気にしています。
結婚を考えている女性がどんなところで散財、浪費しているか見ているかというと、趣味や人付き合いでのお金の使い方です。
男性の趣味は、女性の趣味よりも大きな金額がかかる場合が多いもの。彼女に敬遠されそうという理由で、彼女には内緒でかなり浪費してしまっている人もいるのではないでしょうか。
また、会社や友達の付き合いが多く交友関係が広い人は、見栄からいつも奢っていたり、どんぶり勘定で精算したりしている人も少なくありません。
付き合っているうちは、もし仮にそういった趣味を持っていることや人付き合いに出費がかさんでいることがわかっても、そこまで気にしない女性もいるでしょう。
しかし、結婚となれば女性はお金に対しもっとシビアに見始めます。以前は許せたことでも、結婚を考え始めたときに女性側が「この人で本当にいいのかな」と金銭面で結婚に迷いが生まれてくるのが散財男と言ってもいいのではないでしょうか。
女性は男性が思っている以上に現実主義。いくらお金を稼いでいても、その大半が趣味や人付き合いに消えてしまうようであれば、安心して家庭を築き上げていくことは難しいと考えます。
【散財男に対する女性の声】
「最初は、ケチな人は男気も感じられないし嫌だと思っていたけど、結婚する相手はケチなぐらいでちょうどいいのかなと思います。家族や将来のためにお金を使えない人とは、結婚できるイメージが持てません。」
③もはや病気!?『浮気男』
浮気するのは男性の性…そんな声が聞こえてきそうですが、きっと自制心のない男性の言い訳に過ぎないのでしょう。
彼女に忠告されても何度も浮気を繰り返してしまうのは、もはや病気に近いと言えます。
このような男性は、彼女に対する罪悪感や、人としてのモラルに欠けています。
カップルであれば、許してもらったり別れたりすればいい話です。しかし、結婚してからの浮気は、慰謝料の発生、子どもがいれば親権、養育費など、あらゆる面倒な手続きをしなければなりません。お互いに責任の重さが違うのです。
そのため、浮気を繰り返すような男性とは、女性側が男性にどれだけ惚れていても、結婚を考える年齢になればあっさりと別れを切り出すことも。
浮気を「男なんだから仕方ない」と開き直っているようでは、誠実で家庭的な女性に好かれることは難しいです。
【浮気男に対する女性の意見】
「浮気男は論外。1回目は許したとしても、何回も繰り返すような人は、結婚したからと言って変わらないでしょう。将来を考えるなら別れた方が幸せだと思う。」
④優先順位がおかしい『オタク男』
自分の趣味に熱烈に時間とお金を使う、いわゆるオタクな男性は、女性からわかりやすく警戒されるこじらせ男熱烈に好きな趣味があるのは良いことですが、あまりにも度が過ぎると女性もドン引き。
ましてや2人の時間を疎かにしてしまうような人であれば、さっさと別の男性に乗り換えてしまうでしょう。
彼女も欲しいし、いずれは結婚して家庭を持ちたいと考えているのなら、そのオタクな一面は結構厄介になってきます。
また、オタクな男性の多くは一般的にコミュ力が低いと言われることも。
普段から人とのコミュニケーションを疎かにしてしまいがちなため、恋愛でも相手を楽しませたり、会話のキャッチボールが苦手なままでいるのでしょう。
そうなれば、女性は一緒にいてもつまらないと感じてしまいます。
【オタク男に対する女性の意見】
「オタク気質な人を批判したいわけじゃないけど、明らかに自分よりオタ活の方が大事なんだと思うと一気に冷めます。その気持ちにすら気づかない人もいる。」
⑤自分が一番正しい?『サイコパス男』
もっとも厄介なこじらせ男と言っても過言ではない「サイコパス男」。自己中で自己愛が強い傾向にあり、最初は気づかれにくい場合もあります。
女性側からすると、性格の前に見た目が好みだったり、変わった考えや行動に惹かれてしまったりすることもあるそう。
またなかには、言葉巧みに女性をコントロールし、魅力的に感じさせるタイプもいるようです。
その他にも平気で嘘をついたり、誰かを思いやったり愛したりする気持ちがなかったり。
一見普通の男性にもありそうな特徴ですが、それが過度な場合はサイコパス男と思われている可能性大。
あなたに自覚がなくても、いつからか自分の人間性が崩れサイコパスになってしまっていたら、女性は所々で怪訝な態度を示すでしょう。
【サイコパス男に対する女性の意見】
「自分では気づいてないのが不思議なぐらい、非常識だったり、人の気持ちを汲み取れない人は、結婚どころかお付き合いも難しいと感じます。こちらがやんわり指摘したところで変わらないので、諦めた方が早いと思ってしまいます。」
こじらせ男から抜け出す方法
女性たちは直接口にはせずとも、こじらせ男であるかどうかをしっかり観察してます。
では、そんなこじらせ男と言われないために、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。では、そこから抜け出す方法や考え方をご紹介していきましょう。
ハラスメント男は、相手の立場になって自分の言動を振り返る
ハラスメント男は、まず女性に敬意を払い持ち接しましょう。
女性に限らず誰にでもリスペクトは必要ですが、ハラスメント男は、主に立場の弱い者や女性に対して横柄な態度をとったり、暴言を吐いたりする傾向にあります。
自分の言動が、相手に対してリスペクトのあるものなのか、一度振り返ってみてください。
「自分が同じことをされたら、どう思うか?」と自問自答するのです。
そうすることで大切なパートナーを自分の言動で傷つけてしまっていないか気づくことができます。
散財男は、将来のために貯金を始める
独身のときは自分のお金を自由に使えますが、将来結婚したら、あらゆる場面で大きなお金が必要になります。
結婚してから節約して貯金すればいいと思っていても、すぐに貯まるものでもありませんし、独身時代のお金の使い方の癖が抜けず、結局散財し続けていまうことも。
その癖を治すためにも、今から将来のための貯金目標を立ててみてはどうでしょうか。
実際に結婚するとなったら、平均で約469万円かかると言われています。具体的な目標があれば、お金の使い方も慎重になってくるはずです。
また、自身が何にお金を使っているのか、可視化するのも効果的です。
カードをすぐに切ってしまうなら、しばらく現金のみで支払いをするなど、感覚的にもお金を使っている自覚をもつのが大切です。
浮気男は、浮気のリスクについて冷静に考える
浮気を何度も繰り返していると、だんだんと自分の浮気癖について客観的に見ることができなくなってくるでしょう。
そこで、結婚した後にしてしまう浮気のリスクをもう一度考えてみるのをおすすめします。
相手の家族も自分の家族も巻き込んでしまうこと、子どもがいれば簡単に離婚することも難しくなること、その他お金のことなどなど、さまざまなリスクがあります。
具体的に想像してみると、今のうちに浮気癖を直していかなければと思うはず。
一方で、本気になれる相手を真剣に探してみるのもいいでしょう。
いつもなんとなくで付き合ってしまい気持ちがなくなってきた途端、別れる前に別の女性に走ってしまう…ようなことを繰り返してしまうなら、どんな人となら真剣にお付き合いができるかしっかり考えてみても良いかもしれません。
「この人を傷付けたくない」と心から思える相手を探しましょう。
オタク男は、恋愛する時間や彼女との時間を大切にする
繰り返しになりますが、熱中できる趣味があるのはとても素晴らしいことです。
しかし、結婚したいのであれば、趣味に使う時間配分をもう一度考え直しましょう。
毎日だらだらと趣味に没頭するのではなく、自分でこの時間までと決めてみるのもいいでしょう。
また、今のことしか考えられなくなっていることも多く、散財男のように将来のお金のことなんて考えていない人も多いと思います。
趣味に使うお金にも限度を設けるなど、時間と同じように制限してみてはいかがでしょうか。
サイコパス男は、相手の意見も尊重する
いつも自分の意思だけで物事を決めているなら、彼女の意見を積極的に聞いたり、相手を優先するような言動を意識してみましょう。
また、どうしても自分の意見を言いたい場合は、そのあとに相手の意見を聞くまでをセットにしてみてください。
自分とは違う価値観や、他人の考え方をまずは知ることが大切です。
時には、自分の意見があまりにも少数派だったり、常識から外れていることに気が付くでしょう。
結婚の決め手は相手との「相性」
こじらせ男の特徴・解決策をご紹介しましたが、自分がこじらせているかは、実際に客観視するのは難しいところもあります。友人にもなかなか聞き出せませんよね。
そこで、LINOの婚活カウンセリングがおすすめです。
カウンセリングを受けることで、自分のことを正しく理解でき、婚活する上での自身の改善すべきところも見つかります。カウンセリングは無料なので気軽に受けてみてはいかがでしょうか。
まとめ
「こじらせ男」に共通する5つの特徴をご紹介しました。少しでも「当てはまるかも?」と思った方も多いかもしれません。
そんな方こそ、本記事の内容を参考にしてみてください。こじらせ男から卒業して、女性から愛される男性を目指していきましょう